川崎市ヘイト条例 市が初の街宣監視 「抵触しない」お墨付き?対応に課題も

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ヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例が7月に全面施行された川崎市で同12日、過去に差別的言動をしてきた団体関係者らによる街宣が行われ、市は初めて違法な言動の監視活動を行った。同市の福田紀彦市長は17日、(条例の)12条に抵触する発言はなかったとの認識を表明。団体側は「ヘイトスピーチがなかったことが認められた」として街宣の継続を宣言した。しかし、専門家は一部で差別的発言があったと指摘。市の対応が差別を助長する事態への懸念を示した。【撮影・後藤由耶】2020年8月3日公開

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