母のため、いつか家を 11歳になった佐々木蓮君 東日本大震災10年へ

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東日本大震災直後の宮城県石巻市。救援物資を求める列に並ぼうと、カゴを手に走っていた1歳10カ月の佐々木蓮(れん)君は今年、11歳になった。身長144センチ、54キロに成長した背中に、母晶子さん(31)は「本当に頼もしいです」と目を細める。弟柊二(とうじ)ちゃん(4)、妹和椛(わかば)ちゃん(10カ月)の世話をいつも手伝う蓮君の将来の夢は、災害復興住宅に暮らす母のために家を建てることだ。【撮影・梅村直承】2020年10月7日公開

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