見つめ続ける 生命の誕生って、やはりいいな 「逃げない」決意10年 いわきの産婦人科医

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「こんなことがあるのか」。2011年3月12日、東京電力福島第1原発が爆発した。福島県いわき市の産婦人科医、村岡栄一さん(71)は「安全だと思っていた」が故に信じることができなかった。同市小名浜の村岡産婦人科医院は原発から約50㌔離れ、放射線量が低かったため避難指示も出なかった。それでも放射能を心配し、市外に避難する妊婦が続出した。【撮影・佐々木順一、村岡産婦人科医院提供】2021年1月20日公開

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