崩落現場で息子を探し続けた父 テロの歴史を風化させない誓い

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米南部フロリダ州に住むリー・イエルピさん(77)の一日は、長男の名前が刻まれたブレスレットを右手首に着けることから始まる。ニューヨーク市消防局の消防士だった長男のジョナサンさんは、同時多発テロ(9・11)で旅客機2機が激突した世界貿易センター(WTC)に救助活動のため出動し、命を落とした。「毎朝、彼のことを思い出します」。文字の塗料がはげたブレスレットをなでながら、イエルピさんは言った。【撮影・福永方人】2021年9月11日公開

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