見つめ続ける・大震災10年へ  夢で笑っていた夫 「幽霊でもいい 会いたい」 思い続ける日々

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家屋などの残骸が高く積み重なる東日本大震災から2カ月後の宮城県石巻市門脇町。目を真っ赤にし、素手で地面を掘る加藤啓子さん(70)に出会った。行方不明の夫和行さん(当時60歳)と父吉一(当時87歳)を探していた。「あの頃は死ぬ事ばかり考えていて。毎日、避難場所から泣くために自宅跡に行っていたの」と当時を振り返った。【撮影・梅村直承】2020年11月4日公開

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