続・沿岸南行記 「初の古里」家族で紡ぐ 福島・大熊町から楢葉町へ

7:21

視界を占領する高さ8・7メートルの防潮堤を上り、その上に立つと、どこまでも青い海が広がっていた。「ここ、散歩するようになるんだね」。松本昌弘さん(35)と妻の芽衣(めい)さん(28)は、2020年12月に生まれたばかりの長女、灯(ともり)ちゃんに話し掛けた。2月11日、福島県楢葉町前原地区。2人が記者を案内してくれたのは、昌弘さんが幼い頃に走り回ったという海岸だ。【撮影・渡部直樹】2021年3月2日公開

さらに表示
簡易表示

この動画を共有

埋め込み