祖父・牛島満を語り継ぐ 「軍は民を守らない」孫は授業で訴える

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祖父はなぜ、たくさんの住民を巻き込むことになった軍の南部撤退を決断したのか――。東京都の元小学校教諭、牛島貞満さん(67)は27年前から沖縄に足を運び、その重い問いへの答えを探してきた。祖父は太平洋戦争末期の沖縄戦で現地の日本陸軍第32軍を率いた牛島満司令官。沖縄戦での約9万4000人(推計)もの一般住民の犠牲は、第32軍が首里(現・那覇市)にあった司令部を沖縄本島南部に移した後に膨らんだ。その決断を下した責任者が祖父だった。【撮影・喜屋武真之介】2021年6月23日公開

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