茂木外相「記録より記憶に残る外交を」　前任の河野氏と一線を画す

茂木敏充外相は17日、外務省であった今月11日の内閣改造に伴う外相交代式で、前任の河野太郎防衛相が外相在任中の約2年間に延べ123カ国を訪問したことに触れ、「野球で言うと、王（貞治）選手のホームラン記録。とても記録を乗り越えるのは無理だ」と称賛。その一方で「記録は記録として、私は（職員の）皆さんと記憶に残る外交を作っていきたい」と述べ、積極的に外国を訪問した河野氏とは一線を画す考えを示した【撮影・秋山信一】2019年9月17日公開