風評被害で言われた「福島の野菜なんて」 シイタケ農家が危機を乗り越えたうま煮の味

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原発事故の後、300円から10円まで値段が急落したシイタケ。生では売れなかったけれど、煮物にするとなぜか喜んでもらえた――。福島県矢祭町の「山のごちそう本舗」は、シイタケのうま煮や大根のゆず漬けなど、シイタケと地元野菜の加工品で東日本大震災後の危機的状況を乗り越えた。震災後の出張販売では「福島の野菜なんて」と言われて悔しい思いも経験したものの社長の増子正代さん(53)は、「震災後も、シイタケを続けて良かった」と胸を張る。【撮影・中嶋真希】2020年3月23日公開

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