福島・聖火リレー 「復興途上の街並み」ルート幻に 組織委同意せず

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3月から福島県を出発地として始まった東京オリンピックの聖火リレーを巡り、同県双葉町が東日本大震災で被災し、復興途上にある街並みがよく見えるルートを希望したにもかかわらず、大会組織委員会が同意しなかったことが分かった。毎日新聞の取材で判明した。国や組織委は「復興五輪」の名を掲げるものの、ありのままの姿を見てもらおうとした被災地の意向はかなわず「幻のリレールート」となった。【撮影・和田大典、竹内良和、渡部直樹、一部写真は柿沼秀行】2021年7月15日公開

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