震災後、最初で最後の「登校」 帰還困難区域の大熊中に別れ惜しむ

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東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町の町立大熊中で15日、事故当時の在校生や保護者が初めて校舎に立ち入り、教室に残った学用品を持ち出した。帰還困難区域にある校舎は来月から解体工事が始まり、一帯には太陽光発電のソーラーパネルが敷かれる。当時の在校生は勉強や部活に明け暮れた日々を思い出しながら校内を巡り、がらんとした教室や体育館には笑い声が響いていた。【撮影・渡部直樹】2021年10月15日公開

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