漂う民:アリさん一家の足跡に密着

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アリ・バグリさん一家は昨年11月2日、トルコから密航したギリシャ・レスボス島でウィーン支局の坂口裕彦特派員と出会った。船会社のストライキで足止めされつつも8日に船でアテネ入りした。一家はマケドニアやセルビアなどを難民用の列車やバスで通過し、同11月14日ごろ、ドイツ入りした。毎日新聞は実態を伝えるためアリさん一家の動きを継続取材し、随時報告している。【撮影・坂口裕彦】

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