イスラエル：パレスチナと衝突激化…第3次民衆蜂起の恐れ

イスラエルとパレスチナの衝突が拡大している。7月末に起きたユダヤ教過激派によるパレスチナ人民家放火事件を契機に、今月はさらに悪化。パレスチナ人負傷者は5日までの3日間で約500人に達した。5日午後にはパレスチナ難民キャンプでシャディ・ハリル・ムスタファ・アビダラさん（40）の二男、アブデル・ラマンさん（15）が治安当局に胸を撃たれて死亡した。イスラエルのネタニヤフ政権は強硬姿勢を見せており、「第３次インティファーダ（民衆蜂起）」に発展することが懸念されている。【撮影・大治朋子】