東北新幹線が停電で４時間半運休 乗客、歩いて避難

２９日午前１１時半ごろ、東北新幹線の郡山駅（福島県郡山市）で上り線の架線が切れ、新白河−福島間で停電が発生した。この影響で東北、秋田、山形新幹線は午後４時過ぎまで全線で運転を見合わせた。ゴールデンウイーク最初の祝日のトラブルで帰省客ら計約５万９０００人に影響した。ＪＲ東日本によると、この停電で仙台・新庄発東京行き「やまびこ・つばさ１３６号」（１７両編成）が郡山駅を発車して東京方面に約５００メートル走行した地点で停車。乗客約５５０人は午後０時５０分ごろから現場で降車し、郡山駅まで徒歩で移動した。