谷口稜曄さん死去:間際まで核廃絶願い 背中の傷で告発

1:54

長崎の被爆者運動の象徴的存在だった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員の谷口稜曄(すみてる)さん(88)が30日、亡くなった。長崎原爆で背中一面を焼かれた自らの写真を示し、国内外で核兵器の恐ろしさを繰り返し訴えてきた谷口さん。念願だった核兵器禁止条約が7月に国連で採択されたことを喜びながらも、進展が見えない核兵器廃絶の行方を死の直前まで気にかけていた。【共同通信、写真は加藤小夜撮影、治療の映像は米国立公文書館所蔵】2017年8月30日公開

さらに表示
簡易表示

この動画を共有

埋め込み