舞台をゆく:恩田陸「まひるの月を追いかけて」

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恩田陸のミステリー小説「まひるの月を追いかけて」を読むと、奈良を旅したくなる。春日大社や法隆寺、山の辺の道など県内の主な観光地が舞台になっているが、なかでも明日香村は物語の鍵となる場所だ。野の花を楽しみながら、秋の飛鳥路を歩いた。【撮影・田中博子】2017年10月6日公開

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