香港に駐留する人民解放軍の基地に入ってみた

中国人民解放軍の香港駐留部隊で6月29日、市民向けの基地開放イベントがあった。香港市民には今も「香港人」意識を強く持つ人が多い。イベントの狙いの一つは、人民解放軍への親しみを感じてもらい「中国人」としての意識を高めることだ。人民解放軍はいざとなれば香港の「治安維持」のために出動することも可能だ。「逃亡犯条例」改正案に反対するデモを続ける市民にとっては大きな脅威にもなっている。【撮影・福岡静哉】2019年6月30日公開