続・沿岸南行記 「手を振って止めてくれた」……一瞬の出会い、10年間思い続け

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<ともに大津波を目の当たりにした記者として、私と彼が入れ替わっていたとしても、おかしくない>2011年5月、当時の「沿岸南行記」で先輩記者はこう記した。その1カ月前、地元紙「福島民友新聞」記者、熊田由貴生(ゆきお)さん(当時24歳)の遺体が、福島県南相馬市鹿島区の海岸から約3キロ離れた国道6号沿いで見つかった。【撮影・渡部直樹】2021年2月1日公開

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