墓島で亡くなった兄の遺骨捜す弟 76回目の命日 終わらぬ戦争

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1945年3月、「墓島(ぼとう)」と呼ばれた太平洋戦争の激戦地、パプアニューギニアのブーゲンビル島で戦死した兄の76回目の命日を前に、今なお遺骨を捜し続ける弟がいる。帰還を信じていた亡き母のため戦友を訪ね歩き、現地にも赴いた。「兄を古里に帰してあげたい」。その一心で埋葬場所まで特定したが、地権者との交渉が難航して掘り起こせずにいる。一家の戦争は終わっていない。【撮影・飯田憲】2021年3月13日公開

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