コロナ下の五輪 ：ホストタウン、心込め国歌動画「会えないけれどつながり大事に」

「アルガライ　ベル　クルクズ　エル（進め、キルギス人よ）」。東京都羽村市のホールに、聞き慣れない言語の歌声が響く。東京オリンピックで同市がホストタウンとなった中央アジア・キルギスの国歌だ。新型コロナウイルスの影響で事前合宿の受け入れ中止が相次ぐ東京五輪のホストタウン事業。交流に制限がかかる中、「せめてものおもてなしを」と市民ら約20人がマスク姿で心を込めて歌った。【撮影・小川昌宏】2021年7月8日公開