「福島の花は買わない」 続く風評に心労 農業を断念

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東日本大震災の発生から3月11日で11年。浜から吹き付ける風は強く、冷たかった。2月上旬。太平洋に面した福島県南相馬市の萱浜地区には田畑や空き地が広がり、荒涼としていた。八津尾初夫さん(72)が、震災前の自宅の場所に案内してくれた。一面の空き地に、井戸が残る。「くせがなくてうまい水で……。よくそばをゆでたな」と懐かしんだ。【撮影・和田大典、岡田英】2022年3月7日公開

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