ヒバクシャ 目の前で消えた命 「記憶ある限り語り継ぎたい」

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家の中では壁や手すり伝いに歩き、外出時は右手に握ったつえを手放せない。直近の出来事を思い出せないことも増えてきたが、79年前の記憶は鮮明だ。目の前で失われていった命を語り継ぐため、気力を振り絞る。在日韓国人2世の被爆者、朴南珠(パクナムジュ)さん(91)=広島市西区=は約20年にわたり、主に原爆資料館(広島市)の依頼に応じて子どもたちへの証言活動を続けてきた。【撮影・根本佳奈】2024年5月19日

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