研究者が集う富士山頂 旧富士山測候所の無人化から20年

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7月下旬、富士山登頂を喜ぶ登山者の傍らで、ヘルメットや安全帯を身につけた人たちが建物の屋根によじ登っていた。観測機器を設置する研究者たちだ。山頂の剣ケ峰(標高3776㍍)に建つ気象庁の旧富士山測候所(現在の正式名称は「富士山特別地域気象観測所」)が、今年秋で無人化から20年を迎える。かつて気象レーダーが設置され「台風の砦」とも称された測候所は、今は高所ならではの研究を行う観測拠点として利用されている。【撮影・手塚耕一郎】2024年8月24日公開

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