慰安旅行で母に酒浴びせた父 70年間思い至らなかった「心の傷」 

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酒浸りで、母に暴力を振るう父。70年間、憎しみを抱き、拒絶してきた。父ががんで亡くなった時も、「ざまあみろ。俺には関係ない」としか思えなかった。戦争を境に変わってしまったという父。戦争で心の傷を負ったのかもしれないと知った時も、「何とも思わなかった」。だが思いがけず転機は訪れた。父を再び思い起こすきっかけを与えてくれたのもまた、家族という存在だった。気づかないまま戦争の影の中で生きてきた男性。苦悩の末に、父と向き合おうとする姿を追った。【撮影・玉城光祐】2024年8月16日公開

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