「左手の指先が目」全盲男性、漢字の読み書きを習得するまでの半世紀

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「本研究の目的は、文字を見たこともない全盲者が鉛筆で日本語文を自筆できるようになるまでの記録を公に発表することである」――。放送大学で学ぶ大阪市の大城敏雄さん(78)は、この一文で始まる卒業研究のリポートをまとめ、2022年度卒業の総代に選ばれた。幼少期に視力を失った大城さんは、思い立ってから約年かけ、独自の方法で漢字を含めた文字の読み書きを習得した。学び続けたその原動力はいったい何だったのか。【撮影・柳楽未来】2023年3月24日公開

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