楽器に塗れば反響性アップ 植物由来の新繊維「CNF」の秘密

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植物を原料とする新繊維素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を楽器など木材表面への塗料に加えると、反響しやすくなることが愛媛大学紙産業イノベーションセンターの研究で裏付けられた。楽器が鳴る際、薄い塗膜内で塗料分子の振動が抑えられ、反響性が向上するという。伊藤弘和准教授(複合材料)らは音響面で木材に高い付加価値をつけることを目指し、企業との共同研究を進めている。【撮影・松倉展人】2023年6月9日公開

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