福島浪江・帰還困難区域の古民家を改修、皆の拠り所に
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東京電力福島第1原発事故で全域が帰還困難区域になった福島県浪江町津島地区で12月中旬、酪農家の紺野宏さん(63)の築200年超の一軒家が1年がかりの改修工事を終えた。来春の避難指示解除が予定されるのは津島地区の1・6%にとどまり、帰還を考える住民はわずか。それでも紺野さんは四季を感じる暮らしを取り戻そうと、この年末も故郷に戻る準備を進めている。【撮影・渡部直樹】2022年12月28日公開
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