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山口県長生炭鉱・2回目の潜水調査 1942年事故で183人犠牲の遺骨捜し
戦時中の1942年2月、落盤による大規模な水没事故で朝鮮半島出身の労働者と日本人労働者計183人が亡くなった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で31日、残されたままの遺骨の収容に向け、地元の市民団体が潜水調査を実施した。坑道内の潜水調査は2024年10月に続いて2回目で、2月2日まで実施する。初日は遺骨は見つからなかった。【撮影・福原英信】2025年1月31日公開
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遺骨発見に「手応え」 長生炭鉱 来年の本格調査を前にダイバーが会見
太平洋戦争下の1942年2月3日、海底坑道の水没事故で朝鮮半島出身の労働者136人、日本人労働者47人の計183人が亡くなった「長生(ちょうせい)炭鉱」(山口県宇部市)で遺骨収容の調査をしている水中探検家、伊左治佳孝さん(36)が11日、国会内で記者会見した。来年1月末に始まる本格調査では、多くの遺骨が残ると思われる坑口から300~400メートルまでの到達と収容を目指す。【撮影・後藤由耶】2024年12月11日公開
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戦時中に労働者183人が犠牲 長生炭鉱 遺骨収集に向け市民団体調査
戦時中に183人が犠牲になった山口県宇部市の長生炭鉱で、市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が遺骨収容に向けた調査に乗り出した。国は80年以上、「長生炭鉱の犠牲者は戦没者ではない」(厚生労働省)との立場から調査すらしてこなかった。だがその内実は、民間人に対する差別ではないかと識者は指摘する。【撮影・後藤由耶、福原英信】2024年11月3日公開
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水没で183人死亡の海底炭鉱、潜水調査始まる
太平洋戦争開戦から2カ月後の1942年2月、落盤による大規模な水没事故で朝鮮半島出身の労働者136人、日本人労働者47人の計183人が亡くなった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で29日、残されたままの遺骨収容に向けた潜水調査が始まりました。【撮影・後藤由耶】2024年10月29日公開
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宇部・長生炭鉱で犠牲、海底に放置された183人 遺骨収容へ動く市民の思い
戦時中の1942年、大規模な水没事故で朝鮮半島出身の労働者を含む183人が亡くなった山口県宇部市の海底炭鉱「長生(ちょうせい)炭鉱」で、地元の市民団体が29日から、残されたままの遺骨の収容に向けた潜水調査を始める。【撮影・福原英信、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」提供】2024年10月25日公開
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