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動画を再生 燃料デブリだけではない 原発廃炉を妨げる大量の「土のう」
燃料デブリだけではない 原発廃炉を妨げる大量の「土のう」
JR常磐線のJヴィレッジ駅から車で15分ほど走ると、草地に工場が建ち並ぶ一角に、窓の少ない倉庫のような建物が見えた。中へ入ると、吹き抜けの大きな空間に、内側を壁で仕切られたプールのような水槽が。周囲を作業服姿の十数人が取り巻き、水に浮かんでゆっくりと進む機械へと視線を送っていた。(東京電力提供)2023年3月27日公開
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動画を再生 12年ぶり園舎開放、思い出あふれ 原発事故で休止の保育所、解体へ
12年ぶり園舎開放、思い出あふれ 原発事故で休止の保育所、解体へ
東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町は25日、町立の大熊町保育所を2011年3月の原発事故以来初めて開放した。周辺は22年6月に避難指示が解除されたが、町は園舎の使い道がないとして解体する方針。避難先で成長した元園児と保護者ら約30人は12年ぶりに園舎に入り、記憶をたどりながら思い出の場との別れを惜しんだ。【撮影・尾崎修二、玉城達郎】2023年3月25日公開
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動画を再生 生まれる前の大震災、語り継ぐ 9歳の伝承者「一秒でも早く逃げる」
生まれる前の大震災、語り継ぐ 9歳の伝承者「一秒でも早く逃げる」
生まれる前に起きた大災害を語り継ぐ「伝承者」がこの冬、岩手県釜石市に誕生した。鵜住居(うのすまい)地区に暮らす小学3年の佐々木智桜(ちさ)さん(9)。東日本大震災から3年後の2014年3月11日生まれ。5歳まで仮設住宅で暮らし、身近な人たちから震災体験を聞いて育った少女は、伝承者としての一歩を踏み出した。【撮影・奥田伸一】2023年3月17日公開
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動画を再生 大津波の教訓伝える 震災甚句
大津波の教訓伝える 震災甚句
東日本大震災の被災地、岩手県釜石市で3月10日夜、親族を失った悲しみや津波避難の教訓などを地元の女性2人組が甚句に乗せて伝えた。うたい手の藤原マチ子さん(70)と口上や合いの手、手話や身体表現を担当する北村弘子さん(70)だ。漁船に翻る大漁旗で縫製された長はんてん姿でうたいながら、観客を引き込んでいった。【撮影・高尾具成】2023年3月13日公開
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動画を再生 東日本大震災から12年 福島・浪江町の請戸地区を訪れた人々の思い
東日本大震災から12年 福島・浪江町の請戸地区を訪れた人々の思い
東日本大震災から12年。大地震の後に津波が襲い、死者127人、行方不明者27人の人的被害を出した福島県浪江町沿岸部の請戸(うけど)地区。時の流れを経て、請戸の地を訪れる人たちが何を思い、何を語るのか。動画のカメラを手に耳を傾け、記録した。【撮影・後藤由耶、玉城光祐】2023年3月11日公開
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動画を再生 「特別な日、思い込めた」 青空へ追悼のたこ揚げ 岩手・田老
「特別な日、思い込めた」 青空へ追悼のたこ揚げ 岩手・田老
東日本大震災から12年を迎えた11日、181人が犠牲になった岩手県宮古市田老地区の防潮堤では発生時刻の午後2時46分に合わせ、集まった100人以上が黙とうした。黙とうの後、地元の田老第一小学校の6年生13人が「明るい未来へ」「希望」「復興」などのメッセージを書き込んだたこを揚げた。【撮影・山本晋】2023年3月11日公開
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動画を再生 役場跡地に慰霊碑を 職員ら40人死亡の岩手・大槌町に遺族が協力要請
役場跡地に慰霊碑を 職員ら40人死亡の岩手・大槌町に遺族が協力要請
東日本大震災の津波で町長と職員ら計40人が亡くなった岩手県大槌町の職員と遺族の有志2団体が10日、町役場を訪れ、慰霊碑を建立するため旧役場庁舎跡地の一部を無償貸与するよう平野公三町長に要望した。【撮影・奥田伸一】2023年3月10日公開
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動画を再生 2分で伝える記憶と教訓 岩手・釜石高生 復興スタジアムで
2分で伝える記憶と教訓 岩手・釜石高生 復興スタジアムで
岩手県釜石市の大槌湾を望むラグビー場「釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム」で、試合の観戦に訪れた人々に語りかける高校生たちがいる。時間にして2分。伝えたいのは、12年前の、あの日の記憶と教訓だ。【撮影・奥田伸一】2023年3月10日公開
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動画を再生 東電強制起訴 旧経営陣3人、2審も無罪 東京高裁判決
東電強制起訴 旧経営陣3人、2審も無罪 東京高裁判決
東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人の控訴審判決で東京高裁(細田啓介裁判長)は18日、全員を無罪とした1審・東京地裁判決(2019年9月)を支持し、検察官役の指定弁護士側の控訴を棄却した。【撮影・小林努】2023年1月18日公開
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動画を再生 福島浪江・帰還困難区域の古民家を改修、皆の拠り所に
福島浪江・帰還困難区域の古民家を改修、皆の拠り所に
東京電力福島第1原発事故で全域が帰還困難区域になった福島県浪江町津島地区で12月中旬、酪農家の紺野宏さん(63)の築200年超の一軒家が1年がかりの改修工事を終えた。来春の避難指示解除が予定されるのは津島地区の1・6%にとどまり、帰還を考える住民はわずか。それでも紺野さんは四季を感じる暮らしを取り戻そうと、この年末も故郷に戻る準備を進めている。【撮影・渡部直樹】2022年12月28日公開
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動画を再生 大熊のキウイ直売所、1日限りの復活 思い出の味に懐かしい笑顔
大熊のキウイ直売所、1日限りの復活 思い出の味に懐かしい笑顔
2011年3月の東京電力福島第1原発事故で福島県大熊町から避難し、千葉県香取市で営農を再開した果樹園「フルーツガーデン関本」が3日、町内にあったかつての直売所を1日限定で復活させた。新天地での再興を期し、志半ばで他界した父の意思を継いだ5代目の園主、関本元樹さん(22)が祖父と丹念に育てたキウイを持ち寄り、町民らに思い出の味を届けた。【撮影・尾崎修二】2022年11月3日公開
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動画を再生 被災の陸前高田市立博物館、再開へ 「文化財レスキュー」で資料修復
被災の陸前高田市立博物館、再開へ 「文化財レスキュー」で資料修復
東日本大震災で全壊した岩手県陸前高田市の市立博物館が再建され、11月5日、11年7カ月ぶりに一般公開を再開する。津波で破損し、全国の博物館の協力による「文化財レスキュー」で修復した資料を中心に約7300点を展示し、今なお続く修復作業も一部公開する。【撮影・奥田伸一】2022年10月29日公開
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