ヒバクシャ 2017秋/2 坪井直さん(92)
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今春に腰を痛めて以降、坪井直さん(92)=広島市西区=は数回しか公の場に顔を出していなかった。10月下旬、ふらつく足元をつえで支えながら、グレーのスーツ姿で広島県原爆被害者団体協議会の事務所に現れた。【撮影・山田尚弘】2017年11月14日公開
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「ヒバクシャ」について
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「被爆したのはどこやったかな」。3月上旬、長崎市三ツ山町の特別養護老人ホーム「恵の丘長崎原爆ホーム」の診療室で、医師の朝長万左男さん(76)が、入居者の女性(91)に話しかけた。原爆が投下されたあの日、女性は16歳だった。市中心部にあった公設市場の2階にいた時のすさまじい光景を、静かに、そして事細かに語り出した。【撮影・徳野仁子、浅野翔太郎】2020年3月22日公開
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核兵器の保有や使用を禁止する核兵器禁止条約の批准国・地域が50に達した10月24日、その輪の中に日本はいなかった。記録報道「2020ヒバクシャ」の9回目は「長崎を最後の被爆地に」と願えばこそ、政府にも厳しい言葉を投げかける被爆者運動のリーダーに焦点を当てる。【撮影・今野悠貴、徳野仁子】2020年11月15日公開
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79年前、故郷を破壊され、母親を殺された。「今でも恨んでいますか」。そう問うてきたのは、イスラエルとパレスチナの若者だった。森下弘(ひろむ)さん(93)=広島市佐伯区=は中学3年だった1945年8月6日、爆心地から南東約1.5キロの鶴見橋西詰め(現広島市中区)で被爆した。顔や首に大やけどを負い、自宅にいた母は亡くなった。【撮影・加古信志】2024年7月8日公開
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