今季も現れぬ諏訪湖の「御神渡」 「後世に伝えるため」記録残す宮司

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凍った諏訪湖(長野県)に出現する「御神渡(おみわた)り」。氷が割れて山脈状にせり上がる自然現象は今季も現れず、7季連続で「明けの海」となった。御神渡りの判定と神事をつかさどる八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)によると、戦国時代の8季に次ぐ記録だ。宮坂清宮司(74)は15日の「注進奉告祭」で神前に「寒気続かず明けの海となり御渡(みわた)りござなく候なり」と告げ、「気候変動、温暖化が湖上に現れている」と懸念を表した。【宮坂一則撮影】2025年2月19日公開

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